雪ん小麦
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水 20kg/cyc + 土 5kg/cyc で、ひんやりパン 1200 x 6/ 18 = 400 kcal/cyc を生み出す。肥料で倍。
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基本は雪塩水間欠泉や雪水間欠泉などの冷たい間欠泉の出力を利用して冷却しつづける。
水耕タイルが灌漑水で常に加熱され続けるので、いかにして水耕タイルを冷やすかが課題。
水耕タイルの真下に熱伝導率の高いものを敷き詰めるか、あるいは熱交換プレートを置く。どちらでもよいが熱交換プレートの方が省スペースなので著者の好みである。
居住区の近くに置くときは真空断熱などを行いたいので、アトモスーツ必須。
「断熱型液体パイプで灌漑してるのに、なんか農園がどんどん加熱されていくんだけど...」
水耕タイルの中に溜まった水が水耕タイル自体を加熱しているため。
理論上は灌漑用水がいくら熱くても構わないが、雑に運用したいならば事前にある程度冷たい水を使っておくとラク。
液体用バルブで水耕タイル内に入る水がほとんど常に0になるようにしていてもやはり多少は加熱され続ける。
また、肥料の土によっても加熱される。
「蒸気タービンと #液体冷却機 が必要なんでしょ? 大変そう」 全然そんなことない。天然の氷点下の液体があればそれをそのまま使えばよく、ない場合でも単に隣の部屋に #気体冷却機 を置けばそれで十分である。-80Cくらいに冷やした #水素 を温室内で輻射型気体パイプで流せば余裕であろう。 壁の断熱だけはキッチリやっておくこと。出入り口に液体エアロックしない場合は、せめて機械式エアロックで、気体の自然移動を防いでおこう。
例: 雪水間欠泉を冷却源かつ水源として使う
前提として、雪ん小麦の栽培に必須条件のうち温度・水・土のうち、最重要なのは温度である。水・土が長期間不足していても、与えた瞬間に成長が復活するが、温度が大きく離れてしまうと復帰するまでかなりの時間がかかる。
雪水間欠泉を冷却源として使うときに大事なのは、以下の2点
冷却液 (汚染水) が温かくなってしまったら、直ちに温室から出る必要がある (= 浄水して灌漑する以外にも消費する必要あり)
冷却液 (汚染水) が冷たいうちは、なるべく温室でとどまってループし続けるのがよい (=出力量が少ないので)
要は 冷たいうちは中に閉じ込め、温められた汚染水は必ず外で消費させることである。