精錬熱発電
世の中には4種類の精錬熱発電がある。本記事ではこの表の右下にとくに着目したい。
table:精錬熱発電のタイプ4別
蒸気室に複製人間が入る 入らない
鋼鉄が事前に必要 (無意味なので割愛) 原典(※1)参照
(多層液体エアロックでもよいし、矢じり/ビーバーの巣でも)
蒸気室に複製人間が入ることを諦めてよいなら、工事の手間もスペースもどちらも大幅に節約できる。
液体遮断器は実は蒸気室の外にあっても構わない。その場合、鋼鉄50kgも節約できる。また蒸気室の温度上限も275Cではなく325Cになる。
液体冷却機は蒸気タービンの過熱を抑えるために必要だが、精錬熱発電を稼働してある程度時間が経つまでは不要。あとで作って蒸気室を拡大してもよい。
だいたい鉄の精錬装置に対して蒸気タービン1つ、鋼鉄の精錬装置に対して蒸気タービン2つと化石の岩石粉砕機2つが必要。
https://scrapbox.io/files/649a08220b0ca9001c4c72db.jpg
https://scrapbox.io/files/649a0824b3d830001b2cfc4e.jpg
https://scrapbox.io/files/649a082703a2b8001c4a246b.jpg
https://scrapbox.io/files/649a08293ac098001bed97ba.jpg
https://scrapbox.io/files/649a082aedc613001cdda14a.jpg
これを使わないと冷却効率が大きく落ちるので注意。
MEMO: 排水口がもっと真ん中にある方がよい。熱が偏りまくる
MEMO: 液体冷却機に石油を垂らしているが、なくても良かったな...
焼成窯は蒸気室に入れなくてよい、というか入れるな
「焼成窯は無人で動いて膨大な熱を出し続ける! 蒸気室に入れる方がいい」というのが人間の直感であるが、実際は20kDTU/sしか出ない。精錬装置で鉄を生産すると1回で53,697kDTU (1,342kDTU/s)。67倍の差なので誤差。
なお原料の石炭や粘土は自動掃除機で外から直接送るならまだよいが、中でコンベアローダーを挟むと、中身との熱交換によって貴重な蒸気の熱を奪ってしまうのでデメリットしかない。
同様の議論がポリマープレス機にも当てはまる。
別レイアウト例
いろいろある
https://scrapbox.io/files/649b80057ed701001bb92447.jpg
↑なぜ蒸気室に原油や石油を垂らさないか
垂らす作業が面倒なのと、そもそもダイヤモンドの方が安価かつ熱伝導率が高い。
Q. どのように真空化するか
A. そもそも真空化しなくてよい。
まず高さ1~2で蒸気室を作っていれば、そこに蒸気用の水を入れると、他の空気の入り込む余地がほとんどない。
そしてその他の気体も、そのうち蒸気タービンの排水による気体破壊で消滅する。
とにかく蒸気タービンと液体冷却器が必ず水または蒸気に触れる状態さえ確保できていればよい。
Spaced Out
Spaced Outの宇宙進出モードでは惑星が小さいため、本記事で取り扱った大型の精錬熱発電を作る意義は無い。