研究炉
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入力
冷却液 (水、汚染水、塩水、濃塩水)
#濃縮ウラン 0.0167 g/s (= 10kg/サイクル) 内部容量 120+60kg
出力
熱
濃縮ウラン 60kg に +100C/s
(理論最大5750 kDTU/s、内部容量の濃縮ウラン量による)
#放射線 周囲25タイルに12,000 rads/cycle 400C 冷却液
#核廃液 1.67 kg/s (= 1,000kg/サイクル) メルトダウン
内部の濃縮ウランの温度が2726C を越えたとき
実質的な条件は以下のいずれかを満たしたとき
冷却液不足
気圧または水圧超過
5x6タイルの建物で、上5x2タイル部分に150kg/タイル以上の気圧や水圧をかけると冷却水の放出ができなくなる。
蒸気室の冷却不足
言い換えると、濃縮ウランの注入量を足りないくらい少なく絞れば、いつでも停止できる
内部容量最大の120kg入ってしまっていると、そこから12サイクルは止まらない
自動化入力
濃縮ウランの搬入だけを制御。稼働は停止できない
必要な冷却液の量を計算するのが難しい。入力の濃縮ウランの量、温度、冷却液の温度などに依存する。冷却液が400Cになるまで加熱されたら排出され、排出されたら補給が必要という感じ。
大変そうにみえるけど、用途による
インターネット上でみかけ研究炉の使用例をみると大規模すぎて「大変そう、やりたくない...」という気持ちになるかもしれない
それは、熱と放射線の両方を最大限活用しようとしているから
あなたのプレイで必ずしもすべてを活用する必要はない
どちらかに絞って考えるとコンパクトな設計も考えられる
純粋に熱源、つまり発電源として考える
純粋に放射線、つまりRADボルト源として考える
純粋に核廃液だけを回収する
ほしい量のRADボルトを引き出すために、放射線を活用しつつ発電にも活用する -> RADボルトエンジン どの程度出力を活用するか
上5x2マスを宇宙空間暴露にあわせて、蒸気を即座に捨てる
公式wikiで紹介されている手法。核廃液の熱のみ回収
放射線を捨てる
濃縮ウランを消費するのでこれは流石にもったいない気はする
例: わざとメルトダウンさせる
RADボルトエンジンロケットの初回のRADボルトを貯めるとか、一定量の核廃液/死の灰がほしいときに。
5日間ずっと大量の放射線を出す
基本的には、大規模にやった方がよい
かえって電力や水の節約になる
例1
著者が過去にやったときの様子。この研究炉の目的は大量のRADボルト。
濃縮ウランの投入を抑えており、熱量が少ない関係で発電量は少ない。RADボルト生成装置の関係でおそらく電力収支マイナス寄りか。
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電力の入手法は代替手段がいくつもあるが、大量のRADボルトを得る手段は少ない。蒸気タービン数が3 x 3 = 9程度で済むとコンパクトになるので便利。3x4だとなお良いか。
構成
核廃液一部ロケットのサイロに流し、排熱の回収にも活用。
たまりすぎた核廃液は右端のドアクラッシャーで熱ごと破壊。粘性が強いので、一番熱い新鮮な核廃液が右端に溜まる。
要点
これさえ抑えておけば全然違うデザインでも問題ない
液体冷却機が常に稼働できる状態を保つ
具体的には液体冷却機自体の放熱をきちんと蒸気タービンが回収できるようにする。
研究炉の蒸気室と結合したくなるが、蒸気圧が安定しないので、分離した方が楽に安定する
蒸気タービン5台分の復水を研究炉に送り、余剰を蒸気室に投下する
5台合計がちょうど10kg/sのフルパケットの水になる
研究炉用にバッファとして液体貯蔵庫をはさみ、常に満杯分水が溜まっている状態をキープする
できたRADボルトの通り道を確保する
RADボルトの行き先がRADボルトエンジン・ダイヤモンドプレス機・材料工学端末
いずれも大きな施設なので、これらの施設の用地を先に決め、そこへのRADボルトと人間それぞれの経路を決めてから、ようやく研究炉の用地が定まる
基本的にはRADボルトの経路が短い方がうれしいが、研究炉の放射線が激しいので、単純な距離としては離れた方がよい
グランドデザインとしては、RADボルトは高所を通り、人間は低地を通るような設計にする。居住区から近いので。
例2: 精錬熱発電、ロケットの排熱、研究炉の熱などをすべて集約する
https://gyazo.com/36d1a8a178a164f5c595495862abd9ee
欲張りプラン。
材料工学端末の配置がちょっとトリッキー。RADボルトは有り余るほどあるので、最短距離での到達は諦めて、ぐるりと遠回りさせよう。とにかく複製人間に当たる経路は絶対に通さないこと。
例2a: 最下層を高くし蒸気の動きをよくし、かつ材料工学端末の配置を近くに
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工事は意外とそこまで大変ではない