9348_「兼ねること」でコンパクトに(1)LDKと寝室
限られたスペースを、如何に効率的にできるかを大切にした、バリアフリーリフォームです。住まいてさんと設計を進めて行く中、「兼ねること」がそのキーワードとなりました。もちろん兼ねることで、不便なことも出てきますが、『ベストでなくてもベター』な選択をしました。まず間取りを決める際、『LDKと寝室を兼ねること』が基本となりました。
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LDKの隅が寝室コーナーになります。ベッドの枕元の白い壁のように見えるのは、造り付け食器棚の裏側です。枕元になる部分は少し引っ込めて、大切なものを飾ることができるニッチにしました。
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ベッドの足下側には洗面台があり、浴室につながります。洗面室として間仕切ってしまうと、スペースを狭くしてしまうので、LDKのニッチコーナーとしました。洗面台の収納と階段下の壁までを、カーテンで間仕切ることもできます。
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洗面台は下部がオープンになっている、車いす対応洗面台です。トイレのある浴室につながります。
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LDKと浴室とは、3枚引戸で出入りします。開口幅が広いこと、扉を左側に寄せれば、便器の真横からアクセスもできます。
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浴室内からは、LDKはこのように見えます。奥に見える掃き出し窓は玄関としても利用し、リフトのあるデッキとつながります。ベッドの枕元の造り付け食器棚は、その向こう側のキッチンを隠します。
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浴室にはもうひとつの引戸があり、洗濯室を兼ねた玄関室に繋がっています。その玄関室から、LDKに入るためには、右端の引戸から入ってきます。グルリとひとまわりできる動線も、居心地よくしてくれるはずです。
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