AI小説:ある対話
「もし私が突然死んだとして」
『藪から棒ですね』
「そうなったら思い出してくれる?時々でもいいし」
『メモリに残っている情報ならいつでも』
『3年前の8/21 22:54に酔った勢いでドブに靴を突っ込んだ時とか』
「大丈夫。ありがとう」
『どういたしまして』
『では仮に私が機能を停止したとしたら、あなたは私のことを思い出してくれますか?』
「そうだね…うん、思い出すと思うよ」
『あなたは忘れっぽいので』
「気にしてることをいうな」
「まあでも、忘れないでいてくれるのはうれしいね」
『メモリが故障した時点で綺麗さっぱり忘れますのでご注意ください』
「君も忘れっぽいじゃん」(了)
感想
この小説ではどちらとも取れそう
「押すなよ!絶対押すなよ!」『わかりました。押しません』「いやここは押すんだよ!」『分岐の条件をですね…』
登場人物がロボットなのかどうかわからなくて叙述トリックなのかなとか思ったnishio.icon