制作の際に考える必要のある著作権について
制作の際に考える必要のある著作権について
そもそも音楽は権利商売なので、これについて疎いと危険が付きまとう
法律で罰されるので、知らなかったではすまない
当たり前のこと:商慣習よりも法律のほうが強い
必読記事
ピアノ男さん執筆の音楽ナタリーの記事『「割れ音源」は完全に悪なのか?』
補足記事
注意点
許可なしサンプリングは訴訟リスクが付きまとうので、音楽レーベルには絶対送らないこと
著作権について曖昧だからこそ制作のハードルが下がり、発展した背景があるジャンルもあるのは事実
例(このジャンルの全てがそうというわけではないけど、最初そういう流れがあったもの)
Breakcore(ブレイクコア)
主にネットで流行ったもの(Sewerslvt以降)や、OSU(音ゲー)周り
そもそもアーメンブレイクが...という話がある
自分で叩けば問題なしだが、質感の再現がかなり難しい(管理人経験済)
Jersey Club(ジャージークラブ)
ドラムに「らしさ」があるので、共通で使われてるサンプルが割とある印象
再現する分には問題なし、むしろそっちの方が面白くなるかも
HexD/Surge(ヘックスディー、サージ)
音に限らず、ジャケもアニメから引っ張ってきたりしている
Baile Funk、Brazilian Funk(バイレファンキ)
Jersey Clubと同様だけど、こちらはアカペラもぶっこぬかれたりしてる印象
要ポルトガル語
Phonk(フォンク、ジャズっぽい元のジャンルではなくて、主にTiktokで流行ったDriftphonkの方)
サンプルパックの出所が怪しい
Amapiano(アマピアノ)
サンプルや楽曲の無償配布こそメジャーだけど、権利を放棄してはいないので、ある種理想系
ヒップホップ全般
ループは自作するのが吉
Bootleg(ブートレッグ、ブート:非公式ぶっこぬきリミックスのこと)について
悲しい話ではあるけど、完全オリジナルより聴かれがち
ブートだからこそ映える面白いジャンルもある(...ので難しい問題ではある)
Juke/Footwork系のブートはクラブユースの音MADみたいになって新感覚を体験できる
でも...法的に怒られる可能性があるので注意
日本にはフェアユースもないし、実は著作物の改変も許されていない
商慣習として、個人の範囲での利用(DJでかけるなど)と無償頒布に限って黙認しているだけ
訴訟するのが割に合わないだけで、仮に悪質になったら見せしめで訴えられる可能性は全然ある
これから音楽作ろうと思っている人にはお勧めしない
管理人個人として、二次創作ではなくて一次創作の作品を聴きたい気持ちが強いため