森鴎外
1890「舞姫」
豊太郎の法の細目について論
ひとたび法の精神をだに得たらんには、粉々たる万事は破竹の如くなるべし
なんかこれ超人の判断軸にも似通ったものを感じる
豊太郎の冤罪
これぞ余が〜暫時の間に無量の艱難を閲し尽くす媒なりける
賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶとビスマルクは言ったが、これこそベーコンの何にせよ最上の証明とは経験である。だよな
没理想論争
ハルトマン思想の陶酔
われ新声社拠立の事にあづかりし頃、ゴットシャルが詩学に拠り、理想実際の二派を分ちて、時の人の批評法を論ぜしことありしが、今はひと昔になりぬ。程経て心をハルトマンが哲学に傾け、其審美学の巻に至りて、得るところあるものゝ如し。
理想派・現実派の二派のアウフヘーベンをハルトマンの審美学に感じた。
1891年「早稲田文学の没理想」
没理想批判
没理想は無理想なのではないか