都心の廃校跡地の活用を考える
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地方の過疎化対策としてさまざまな地域活性の働きかけについて見聞きすることも増えていると思うが、対して一極集中している都内でも、少子化や夜間人口の減少などにより統廃合された学校跡地がそのまま仮死状態のようになっているところがある。既存校舎やその履歴も敷地のポテンシャルの一つ、空間資源の一要素として扱いながら、都市で暮らすことの意義を経済性や機能的な便宜性だけにとどめず、そこに愛着をもって貢献、継承していきたくなるような地域のよりどころとなる場を提案してください。都市部での人のつながりのスケール、地域単位をどのような物差しで考えるか、各自仮説を立て、そのスケールを具体的な建築デザインに反映させた設計をしてください。