未来の下田市立図書館へ向けた市民ワークショップと空間イメージの提案
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下田市立図書館は、老朽化が著しく耐震性も劣ることから、図書館の再整備が検討されている。 この課題では、山中研究室の委託研究に関連して下田市市民が自分たちの暮らしの中に新しい図書館をイメージし、計画の方向性を検討する基礎的な資料を作成することを目的に、(1)市民ワークショップの実施と(2)空間イメージの作成、を行う。
(1)市民ワークショップの実施(第1フェーズ)
生活の中での本のあり方や図書館の使われ方、具体的な図書館の利用シーンなどの「WS 素材」を構想し、それを元に小学生、中学生、高校生、一般 (世代の異なる参加者を募る)が自分達の生活の中での本のあり方や図書館の使われ方、具体的な図書館の利用シーンまでを語り合い、市民の意見やイメージをまとめる。
(2)空間イメージ作成(第2フェーズ)
下田市との協議によって選定された複数の建設候補地を対象に、図書館建設上のメリットやデメリットを建築計画 地域デザインの観点から分析し、 市民ワ ークショップでの市民の意見などを参照しながら、空間イメージを作成する。配置図、平面図、 断面図、模型または立体表現によって、それぞれの立地条件や計画条件の特長を生かした提案を行う。