土川喬太「3つの食堂×8つの職場」
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時代が変化しテレワークが増えた。家の中は団欒の場、このままだと集中しづらい。会社じゃない、どこか別の場所はないだろうか。
明るい部屋がいい人もいれば、暗い部屋がいい人もいる。広い部屋がいい人もいれば、狭い部屋がいい人もいる。静かな部屋がいい人もいれば、賑やかな部屋がいい人もいる。
神田川・江戸川公園沿い、子どもがたくさんいるこの場所で、その時の気分に合わせて好きな居場所を選べる。
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働く場所と子ども食堂を複合させることで子供の孤食を防ぎ、親同士の交流にもつながるのではないだろうか。
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子ども食堂開催時には廊下のような中間領域的空間が食べる場所となり、建物全体に食堂が広がる。
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講評:コロナ禍により考えさせられる新たな住まい方、空間の提案である。都心で働き住まう人々にとっての快適性を素直に追い求めていくと、その欲求は幾つかの空間性に分類された機能をもつ。その中のひとつに分類された「こども食堂」は自然な成り立ちとして存在する可能性を指し示し、未来のコモンスペースを以外と正面から捉えているような気がする作品である。(野島)