あり得る解釈の可能性のうち、余計なものはさっさと断つ
アウトラインの元とキーワード
文脈をコントロールするということ
文脈とは「他の解釈の可能性」を断って読み手に一本の道を確実に歩かせるものと言えるように思う。
「わかりやすく書く」ために最も重要なのは「進んでほしくない脇道を封鎖する」こと
しかし「道を舗装する」ような努力をまず思い描くことが多い
道の悪さはどうにでもなる
横に逸れていったら目的地に辿り着かない
子ども向け的な簡略化の多くは、道をごく安全なものにすべく徹底して舗装している
しかし脇道封鎖をほとんどしていないせいで結局何を言っているのかわからない場合がよくある
「そうでないもの」との境界がわからないからどういう範囲の話をしているのかが伝わらない
「脇道の封鎖」は、つまり歩いてほしい道の幅はここからここまでであると明らかにすること
他の解釈の可能性を断とうとすることによって、自分が伝えたいことの範囲が自分でわかるようになる