▽表現上のメタファーと認識上のメタファー
旧題:二種類のメタファー
nora.iconメタファー思考、「比喩」のためなら「より短い文字数でイメージを伝えるもの」であるのに、そもそもメタファー自体が本体だとメタファーの「描写」が必要になるので逆に意味内容に対して文字数が増えていく気がする。(増えた。) 表現上のメタファー
自分の中の抽象概念を比喩で相手に伝達するため
召喚する具象イメージ
「似た構造を挙げるならこれ」
よりコンパクトに、より素早く伝わることを期待する
文字数は短く収まる
相手にイメージが伝わることがゴール
認識上のメタファー
自分が抽象概念を理解するため(というか理解の方法そのもの)
降臨する具象イメージ
「私にはこう見える」
より有機的に、より包括的に掴み取れることを期待しているかも
メタファーの「描写」を延々することになるので、文字数は増える
メタファーの表現にゴールがない