高齢化社会をどう考えるか
著 : 小堀奈穂子
https://www.univ.gakushuin.ac.jp/news/ee10cfd218ece3f5748e0dc6ad9beb8ff367e79f.pdf
少子高齢化
ニッポン一億総活躍プラン
意味を見出せない
セックスレス
少子化対策は結婚と出産と育児を結びつけても、セックスには結びつけられない
資本主義は面倒くさいことをしたくないために発展した (by 鹿島茂)
男性は面倒くさいことを省いていき、ついには女性とのセックスも必要としなくなった
婚姻率の低下は、男性が生身の女性とセックスする必要がなくなったことが重要な要素
結婚とは、日常的にセックスする相手の獲得が目的
女性の社会進出
女性活躍推進法
男性優位社会の裏側には、女性とのセックスにコストがかかるためだったのではないか
女性は、いかに自分にお金をかけてくれるかで誠実さを判断する
男性が女性とのセックスを放棄するのであれば、その分女性にも同等の地位や給与を与えるべき
従来の男性らしさは人工的なもの
女性らしさと言われるようなものは、本来男性の持ち物
女性の社会進出は男性が押し付けられていた男性らしさからの解放
女性が女性嫌悪的であるということ
ボーイズラブの人気
結婚制度 (婚姻制度) が崩壊寸前であるということ
明治時代からの恋愛結婚 (恋愛婚)
人間の愛は 4 年で終わる
離婚のピークも 4 年目
今の日本社会には現実を直視する力が欠けている
その究極が 「永遠の愛」 という幻想
未婚、晩婚の解決には、結婚に流動性を持たせたり、結婚せずに出産しやすい社会にすること
未婚は、30 代でそろそろ結婚して子どもをほしいと思った男女が、適当な結婚相手に巡り合えないこと
婚外子
2012 年の OECD のデータ
日本の 2.3 %
フランスでは 56.7 %
パクス (PACS: 連携民事契約)
少子化問題解決には母系社会が理想
結婚と出産と育児を切り離すべき
男性に育児ができるのか
男性の育児休業取得促進事業 (イクメンプロジェクト)
平安時代は母系社会
女性が土地を相続して、子どもを育てるのは女性の実家の役割
https://twitter.com/terrakei07/status/1242651474611408896 より