知能の一因子性
知能
の一因子性
g と呼ばれる
一般知能
因子を頂点とした階層構造をなすと考えられている
g の下に言語性や動作性、空間性などの因子
そのさらに下に、推論や記憶、言語理解などの因子
因子の分類の仕方として、
流動性知能
(gf) と
結晶性知能
(gc) に二因子から成るモデルがよく用いられる
流動性知能
は
短期記憶
(その中でも特に
ワーキング・メモリ
(
WM
)) に、
結晶性知能
は
長期記憶
にほぼ対応する
STM
、
WM
、g はおおむね同じ働き
前頭前野
と
頭頂葉
間のネットワークを軸とする
情報の統合や計算、比較、
メタ認知
などを司る (
中央演算処理装置
(
CPU
) のようなもの)
参考文献
能力はどのように遺伝するのか