男性のほうが、孤独の病に侵されやすく、付随する抑うつ感や絶望感に苦しむことも多い

年をとるにつれて同性の友人とのつながりが途絶える傾向にあり、社会的な絆も少なくなってしまう

男らしさの掟のために、男性は弱さを見せたり助けを求めたりすることに消極的

苦しんでいるときにも、ほかの男性の力を借りたり、新しい知り合いにアプローチして友達関係を深めようとしたりすることが少ない

男性同士のプラトニックな親密性には、ホモセクシュアリティの拒絶と、男らしくないとみなされるものすべてに対する敵意が要求される

例えば「bros before hoes (訳註 : ブロズ・ビフォー・ホーズ。「アバズレ (＝女全般) より仲間」の意)」という言い回し → 女性を貶めることを前提とした男の絆

1990 年代後半に登場したスラング表現「no homo (訳註 : ノー・ホモ。「ホモではない」の意)」 → フェミニンすぎると受け取られるかもしれない発言をした後で、自分が異性愛者であることを念押しするべく用いられた

参考文献