技術による事業創出のためのプロダクト企画のやり方
技術による事業創出のためのプロダクト企画のやり方
バイモーダル IT におけるモード 1 の IT システムは既存事業の効率化がメインだが、モード 2 では事業創出が必要 → プロダクト企画のやり方を変える必要
市場やユーザーを調査して事業計画を立てること自体は悪ではないが、イノベーションのためにはすでに顕在化しているニーズを調べ上げるだけではダメ
考えること、考え抜くことが必要 (ソフトウェア・ファーストで最も大事)
プロダクトアウトとマーケットインのハイブリッドで物事を考えるのが一つのやり方
nobuoka.icon マーケットアウトっぽい
ここら辺の話は 『資本主義の先を予言した史上最高の経済学者 シュンペーター』 が参考になりそう
Google での仮説検証プロセス
マリッサ・メイヤー氏は 「ローンチ & イテレート」 (Launch & Iterate) と呼ぶ
10X を目指す
この制約条件を強くするという考え方
マリッサ・メイヤー氏が 「創造性は制約を好む」 (Creativity loves constraints) という言葉で頻繁に発信
名前付けは重要 (自社の DX の取り組みやプロダクトをどう表現するか)
名前を付けると心理学で言うアンカリング効果に近いことが起きる
筆者はラベリングという言い方もしていた
開発中のプロダクトに新しいコンセプトを入れ込ようといても、既存のプロダクトカテゴリーの名称で呼んでしまった途端に手垢のついた枠組みの中でしか考えられなくなってしまう
競合の見方
ドメイン (領域) の見方によっては、競合も同志となりえる
例えばインターネット広告の黎明期は、ネット広告事業者がお互い競合である半面、他の 「4 マス」 に挑む同志的な存在だった
『Inspired : 顧客の心を捉える製品の創り方』 のマーティ・ケーガンの 「Apple に学ぶ」
ソフトウェアの可能性を理解した上で、ユーザーの感情に訴えるプロダクト開発を目指す姿勢がソフトウェア・ファースト ― あらゆるビジネスを一変させる最強戦略
真のユーザーニーズを捉えるために仮説検証を繰り返す手法
リーン・スタートアップ
Google は一部のプロダクト開発において 「デザインスプリント」 と呼ばれる手法を用いる
ヒアリングや観察を通じてユーザーを理解することは、プロダクト企画や事業計画の基本
多くの書籍が解説しているが、筆者は 『Running Lean ── 実践リーンスタートアップ』 をお薦め
ユーザーインタビューで気を付けるべきこと
共感マップやバリュープロポジションキャンバスという手法もある
参考文献
ソフトウェア・ファースト ― あらゆるビジネスを一変させる最強戦略