成功を収めるリーダーシップとマネジメントのための建設的パターン
成功を収めるリーダーシップとマネジメントのための建設的パターン
エゴを捨てる
チームリーダーには特に重要
リーダーだからといって全てをうまくやりはしないし、全てに答えを用意するわけでもない
禅の老師となる
エンジニアとしての優れた懐疑と皮肉の感覚は、チームを率いようとするときには負債となりうる
仕事に関連する複雑な部分と障壁を自分が認識していることをチームにわからせている途上では、懐疑的な発言はしない方がうまくいく
自分の印象を伝え、平静を保つことが、より多くの者を率いるようになるにつれて重要
あなたのチームは、行動の方法と、周囲で起こっている事柄に対する反応の方法について、手がかりを求めてあなたに頼る
「リーダーは常に舞台に上がっている」 という格言
アドバイスを求めている者は、通常、あなたに問題を解決してほしいわけではなく、問題の解決を手伝ってほしい
そのための最も簡単な方法は、あなたがその者に質問を尋ねること
ソクラテス式問答法
触媒となる
チームリーダーが行う最も一般的なことは、合意形成
合意形成の過程を最初から最後まで推進することかもしれないし、速度を上げるために正しい方向への軽い一押しを加えるだけかもしれない
チームの合意形成のために動くというのは、非公式なリーダーによってしばしば用いられるリーダーシップのスキル
実際の権限がなくてもチームを導ける方法のひとつ
障害を取り除く
先生かつメンターになる
明確なゴールを設定する
明白なようだが、多くの数のリーダーにこぞって無視されているパターンのひとつ
明確なゴールを設定し、チームに製品を同じ方向へ引っ張って行くようにさせる一番簡単な方法は、チーム用の簡潔なミッションステートメント (mission statement) を作ること
正直であること
知っていても話せないことがあるときは、知っているが何も言うわけにはいかないとただ告げればよい
厳しいフィードバックは難しい
褒め言葉のサンドイッチを使うことを勧める書籍もあるが、使わない方が良い
聞き手は、厳しいフィードバックではなく、最後の誉め言葉を受け取ってしまうため
思いやりと共感が重要
満足度を追跡調査する
リーダーの立場からチームの生産性を長期で上げる (そしてメンバーが去る可能性を下げる) 方法
チームの満足度を測るのにそれなりの時間をかける
関連
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参考文献
Google のソフトウェアエンジニアリング ― 持続可能なプログラミングを支える技術、文化、プロセス