家事やケアの歴史
家事やケア労働の歴史
家が経済活動の拠点だったころは、有償労働も無償労働も曖昧な区別
家事使用人は職業使用人に混ざって家の中で働いていた
所得格差がなくても使用人が家に住み込んでいた
産業革命と工業化がもたらした変化
工業化により家庭と仕事場が別になること
資本家と労働者の間で所得格差が広がっていくこと
経済成長が進み、性別分業が一般化
所得格差の縮小によって家事使用人やケア・ワーカーを雇うコストが高くなり、家庭から非親族が消えていく
家事とケア労働は専ら妻によってなされるように (1970 年ごろまで)
1980 年代ぐらいからは、先進国でも国によって異なるように
日本では相変わらず妻が家事とケア労働を担う性別分業が維持された
北欧やアメリカでは共働きが本格化
共働き家庭では、家事や育児の分担が大きな問題になる
解決の仕方が社会によって異なる
北欧におけるケアの社会化
参考文献
結婚と家族のこれから 共働き社会の限界