反省させると犯罪者になります
どの刑務所に収容されるかは、犯罪の種類や犯罪の進度によって変わる
強制的に 「反省」 する姿勢を求めるのではなく、抑圧された感情を吐き出させる
1 章 それは本当に反省ですか?
加害者の心理を考えたときに、まず出てくるのは後悔であって反省ではない
ロールレタリング
反省の態度が減軽に繋がるのであれば、当然うまく 「反省しているように見せる」 ことをする
少年院や刑務所での矯正教育でも 「反省」 を求めるがゆえに、受刑者らは反省する態度がうまくなる
受刑者は被害者に否定的な感情を持ちがち
「あいつがいなければ自分が刑務所に入ることもなかったのに」 とか
まずは不満を吐き出させる
人は否定的感情をずっと引きずる
2 章 「反省文」 は抑圧を生む危ない方法
問題行動はしんどさの表面化 → 問題行動を起こした原因を考えるきっかけ
反省を求めるのではなくケアする視点が必要
本人にとって、それは必要な行動だった、という捉え方をして、ケアする
いきなり反省を求めると、自分の内面 (なぜ問題行動を起こしたか?) と向き合う機会を奪ってしまう
「もしそれをしなかったらどうなっていた?」 「なぜそういう友達と付き合うようになったのか?」 ということを聴く
自身の弱い面を話してくれたことをねぎらう
周りの人の気持ちを考えるよりも先に、本人の内面を考えてもらう
nobuoka.icon 根本原因解析を傾聴により実施、って感じっぽい?
3 章 被害者の心情を考えさせると逆効果
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