信頼で結ばれた共同体
信頼していることを明示的に表現する行為をしよう。 たとえばマネージャーは、組織が目標を達成できるよう自分たちが手助けをしているのだということを、極端なくらいはっきりと示さなければならない。 他の人に指示を出すときの中心的なロールを演じるだけではだめなのだ。 開発者がプロセスをコントロールできるように、目に見える活動をしよう。 ここで重要なのは、こうした活動が目に見えてはっきりとしていなければならないということだ。こうした活動によってやっかいな規則やプロセスを取り除こうとしている場合には特にそう言える。
「信頼で結ばれた共同体」 では、プロジェクトを前に進めるのは一方通行の指示ではなくて、双方向の合意
組織での判断において、自分が声を出して影響を与えられるという実感があれば、その判断を行う人のことを一層信頼するものである
同様に、自分自身で約束した方が、与えられた義務を果たすよりも、対応が早いものである
マネジャーができることの中で最も士気を下げるのは、当事者のいないところで何かのタスクを実行する責任を与えること
ロールの細分化についても同様
メンバーのプライドと個性を尊重することで信頼関係が築かれる