マルコム・パーセル・マクリーン
海運コンテナのイノベーションを起こした人物
コンテナ輸送の考え方や実績は以前から存在したが、世界を変えるような手法にしたのはマクリーン
1913 年、マクストン生まれ
1934 年、マクリーン運送を始める
1935 年、22 歳の時にはトラック 2 台とトレーラー 1 台、運転手 9 人を雇う運送会社の社長になっていた
1940 年代後半、好景気で運送会社に発展の機会があった
ICC の規制が邪魔
他社の買収や認可の賃貸により、ルートを広げていった
成功の秘訣は絶えずコスト削減に努めたこと
コンベヤを採り入れた自動化
ディーゼル・エンジンの採用
タバコ産業での確固たる地位
1954 年には、トラック輸送で全米最大級のひとつに
急成長の要因は資金を借りたから
キャッシュフローを理解していた
1953 年にコスト削減の案のひとつとして船でトレーラーを運ぶ案
年々ひどくなる高速道路 (ハイウェイ) の渋滞に悩まされていた
ウォーターマンの買収
レバレッジド・バイアウト (LBO) の手法
アメリカ初の LBO だったとされる
最終的に、トレーラーではなく箱を運ぶ案に (トレーラーには車輪がついていて空間の無駄)
LO-LO 船
1949 年のキース・タントリンガーによるアルミ製の箱の設計
おそらく世界初の近代的な海上コンテナ
1956 年にアイデアル X 号の初めての運航
積み込みコストの圧倒的な削減
参考文献
コンテナ物語