ニューエコノミー
ロバート・B・ライシュによる概念
ニューエコノミー化が世界的にはじまるのは 1970 年代以降 (近代 II)
きっかけは 1973 年のオイルショック (オイル・クライシス、ガルフ・クライシス)
欧米では 1980 年代以降、日本やアジア新興国では 1990 年代以降、顕著に
特徴など
負の側面
豊かになった社会では、労働者にとってチャンスも広がるけれども、雇用が不安定化して安定収入が得られなくなる
ニューエコノミーの概念を提唱したロバート・B・ライシュの著書 『勝者の代償──ニューエコノミーの深淵と未来』 (2002 年) にて
家族に与える影響 → 男性の被雇用者に与える影響
近代 I では、男性が一生にわたって安定した収入を得られることが期待できた
ニューエコノミー化で、雇用が不安定化し、格差が拡大 (特に若い男性)
欧米でも日本でも一般的であった性別役割分業家族を形成することが、特に収入の低い若い男性にとって困難に
他の経済的な変化は、女性の職場労働への進出
全ての女性が収入の高い職業に就けるわけではなかった
多くの若年女性は低収入の状態にとめおかれた
その結果、女性間の収入の格差
経済学者の橘木俊詔さんによると 「女女格差」
参考文献
結婚不要社会