ソフトウェア開発のスケジュールと工数のトレードオフ
同じ機能でも、スタッフを増員できるなら多少は短縮できる
見込み値から 25 % 以上のスケジュール短縮は不可能というのが専門化の共通見解
https://gyazo.com/8c4fdb7278b3cb5af1aa8b346955564e
チームが大きいほど以下のようなコストが増える
コーディネーションや管理のオーバーヘッドが増える
コミュニケーションパスの増加 → エラー増加
スケジュールが短いほど平行して行う作業が増える → 作業同士の影響ややり直しの可能性の高まり
table:スケジュールの変動と工数の変動 (『ソフトウェア見積り 人月の暗黙知を解き明かす』 より)
スケジュール 工数
- 15 % + 100 %
- 10 % + 50 %
- 5 % + 25 %
+ 10 % - 30 %
+ 20 % - 50 %
+ 30 % - 65 %
スケジュールを 30 % 以上遅延させると今度はコストが増加する
中規模のプロジェクト (3.5 万 ~ 10 万 LOC) ではチーム人数が 7 を超えるとコストもスケジュールも増加する
参考文献