ソフトウェア品質マネジメント
略 : SQM
ソフトウェアを対象にした品質マネジメント。
ソフトウェア品質管理 (SQM) は、ソフトウェアプロダクト、サービス、およびライフサイクルプロセス実現が、組織のソフトウェア品質目的に合致し、利害関係者の満足を達成していることを確証するためのプロセスすべての集まりである。 SQMは、プロセス、プロセス所有者、プロセスに対する要求、プロセスおよびそれらの出力の計量、および全ソフトウェアライフサイクルで利用されるフィードバックチャネルを定義する。
SQM は、4 つのサブカテゴリ、すなわちソフトウェア品質計画、ソフトウェア品質保証 (SQA)、ソフトウェア品質コントロール (SQC)、およびソフトウェアプロセス改善 (SPI) を包含する。
(『ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系-SWEBOK V3.0-』 より)
V&V
ソフトウェア品質知識体系ガイド (第 2 版) -SQuBOK Guide V2-
システム及びソフトウェア品質の見える化、確保及び向上のためのガイド (ソフトウェアメトリクス高度化プロジェクト プロダクト品質メトリクス WG)
ソフトウェアの品質保証の基礎とこれから (電気通信大学 西 康晴)
ソフトウェアの品質保証の本質 ~技法の変遷から学ぶ~ (NARA コンサルティング 奈良 隆正)
P68 が良い
品質保証とは、ユーザに「安心感」を持って頂くために開発者、提供組織が行うべき諸活動(アクティビティー)。アクティビティーは全プロセス、全組織、人、文化の多岐に渡る。
開発者の全ての仕事は品質保証に直結している。
品質保証とは「特別な作業」を実施することではない。基本(遣るべきこと)を守ることこそが最も重要である。
開発における「測定技術」はコアコンピタンスである。「測定」にはソフトウェア工学の知識が必要になる。
品質保証技術の改善、発展にはその変遷を知る事が重要。従来の技術を咀嚼しそれにアイデアを積重ねるのが真の技術発展になる。
ソフトウェア品質マネジメント能力を高めれば組織は強くなれる (東洋大学経営学部 野中 誠)
品質にしっかりと取り組めば、組織は賢く、強く、幸せになれる
品質に取り組むことで、組織能力と深層の競争力を強化する
品質に取り組めば、コストは下がる
ソフトウェア品質データ分析を通じた組織的改善の促進 (東洋大学経営学部 野中 誠)