エンジニアリング
IEEE は、エンジニアリングを 「構造、機械、製品、システムまたはプロセスに対する、体系的 (systematic)、実践規律に基づいた (disciplined)、定量可能な (quantifiable) 手法 (approach) の適用である」 と定義している エンジニアリングは、日本語で 「工学」 と訳されます。 工学と対になって話題に上るものは 「理学」 です。この 2 つはどう違うのでしょうか。 それを考えると 「エンジニアリング」 の正体がわかりそうです。 「理学」 が物理学や化学のように世の中の自然の原理を見つけて、説明していく学問であるのに対して、「工学」 はそれらに依拠しながらも、「何か役に立つものを」 「実現していく」 学問です。 エンジニアリングとは、つまるところ、「実現」 していくための科学分野だといえるでしょう。