Kiro
これは Vibe Coding の手軽さに加えて、仕様をしっかり定めてから設計し、その上でタスクを洗い出していくという 「仕様駆動開発 (Spec-Driven Development)」 を前面に押し出しています。 曖昧さを排除してチーム開発や大規模開発でも整合性を保てるよう設計されているのが特徴です。
AI 統合開発環境のひとつ
Kiro の基本的なワークフロー
要求定義 (requirements.md): まず 「誰が」 「何を」 「なぜ」 求めているのかを明確にする
ステークホルダーの期待値を言語化し、機能要件と非機能要件を整理
設計 (design.md): アーキテクチャ構成やモジュール設計、データモデルなど、どう設計するかを AI と共に設計
技術選定の根拠も含めて文書化
タスク化 (tasks.md): 設計した内容を実装可能な細かいタスクに分解し、進捗を管理できる形にする
各タスクには優先度や依存関係も含まれる
参考文献
仕様書がコードを生む時代:話題のSDDを試してみた (Algomatic Tech Blog)