なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?
https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41tp10w4HRL.jpg
読書メモ
これらのツールは、言葉ではなく図によるものなので、全体像を一度に提示できる
ループ図を描く時に、視野を広げるための 2 つのポイント 「潜在的にあるべき状態と、実際に認知された状態」 を区別する 「理性のループ」 だけではなく、「感情のループ」 も考えてみる
どのようなシステム構造にも 「人」 の要素が入る
学習する組織を構築するために 3 つのスキルが必要
じっくり振り返りながら聴く内省・探索型コミュニケーション
日常にない環境変化に遭遇した場合、あるいは日頃の反射的な行動が問題である場合、「パターン認識」 にもとづく聴き方が学習の大きな阻害要因 視野を広げて全体像を見る ← ありのままの情報を取り入れる力が必要
心を揺さぶる志 (アスピレーション)
働く人々の心を揺さぶるような志が組織内で共有されたら、人々はその達成に向けて最大限の努力を惜しまない
人々は自らが学びたいことを学ぶとき、もっとも効果的に学習する
中央集権型・上意下達型のマネジメントそのものが、学習の大きな阻害要因になっているの
これからの時代に求められるのはどのようなリーダーなのでしょうか? これからのトップの役割は、「船長」ではなく、船の「設計者」だといわれています。船のシステムは、海、地形や天候などの外部環境と、船の仕組みと船員たちの相互作用で運航されます。設計者は、安全に目的地へ向かうことを目的として、これらの複雑なつながりを理解し、船の仕組みと船員たちの行動、相互作用などを考え、システムとしての船の設計を行い
これからの組織のトップの役割は、複雑なシステムの構造を理解し、システムを的確に設計し、またシステムそのものの改善を設計することにあります。システムの設計のよしあしが組織のパフォーマンスを左右するの
システムの特徴
システムの特徴
1. ストック & フロー
ストックが変化するのはフローがあるから
ある瞬間に量を測れるのがストック、測れないものはフロー
3. 時間的遅れがある
4. 非線形的変化
現実世界には非直線的な関係がたくさんある
ある商品が突然流行して爆発的に売れる、とか
システムは、上記の特徴から、私たちの理解を超える複雑な動きを示す
要素のつながりからシステムの構造を理解することは、システムとのうまいつきあい方の第一歩
システムは、完全に予測もできなければ、コントロールもできない
が、システムを捉えて、望ましい未来を一緒に作り出していくことはできる