モデリングと価値と意思決定
モデリングは最適化であり、評価関数をどう設定するかにより最適解が異なる。
(多目的の立場をとったとしても)完全な評価関数が人間には知り得ない以上、用いる評価関数(群)は常に価値空間の部分空間の反映でしかないので、そこから生まれるモデルはすべてステレオタイプ。
(数理)モデルベースに問題解決をしようとする場合、そのモデリングがどのような評価関数のもとでの最適化であったのかをきちんと把握しておいたほうがいい。
少し文脈が違うけど、「妥当で信頼できる」モデルを使って「高度な」分析なり予測なりをしたとしても、最終的な意思決定は限られた人間がするので、その人間(群)のもつ価値観とマッチしなければ、そのモデルの価値はなくなってしまう。
だから、「モデルを構築したときに、どのような価値をベースに構築することを想定していたのか」が見えないと、的確な意思決定に結びつかないんだろうな、とか。これはモデリングのテクニックとは別のコミュニケーションの問題。
分析結果を意思決定やPDCAに本当に結びつけるには、というのはIRでも依然課題だと思うけど、そういう「テクニックの背後にある価値と、意思決定者の価値」を結びつけるコミュニケーション、というものが、実際的に必要とされるのかもしれない。
2018/8/21のX(twitter)より
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