読者を馬鹿にするシステム
僕は読者を馬鹿にするシステム、メディア、著者などが嫌い
読者は馬鹿だから難しいことを書いても理解できない、と決めつける
読者は馬鹿なままで良い、成長する機会を提供する必要なんてない、と考える
知識のネットワークに読者が接続する機会を奪う
英語圏では参考文献が記載されているのに、翻訳される過程で削除されてたりする
「読者は馬鹿だから参考文献は不要」と思ってそういうことをやる出版社がある、不愉快
英語のWikipediaと日本語のWikipediaの参考文献の充実度の違い
英語圏では当たり前に行われている出典明記が日本語圏で行われないのはおかしい
専門用語を隠す
ある概念とそれに紐づいている専門用語Xがあるとき
いきなり専門用語で解説すると読者が戸惑う
読者がその専門用語を知らない想定で、専門用語を使わないで解説するのは良いこと
しかし、専門用語に一切触れないと、読者がその用語を知る機会が失われる
興味を持った読者が自分で調べるのに適切なキーワードを知らない状態になる
元ネタを隠す
しかし元ネタを隠す著者は許せない。
元ネタを知らない愚かな読者を愚かなままに保ちながら、自分は先人の知恵を利用して利益を得ようとする行為だ。
喉ごしの良い流動食
よく噛んで食べるべき本
顎を使わなくても読める本
離乳食
乳幼児扱いされている
馬鹿にされている
読者が知識のネットワークを自分の中に構築していけるようにする
ソースを明示してたどれるようにする
人間の知的生産を加速する技術こそ重要
具体的にはarXivによる高速な科学的知見の共有
ソースコードの共有、学習済みモデルの共有、が起こっている