終わりのデザインについての会話
今回のケースでの気づき
思い込み「ユーザの感情の動きをどう推定して話の流れを変えよう」
→「事前にユーザが目的に同意して使う前提なら、感情表現コマンドを教育すればいいじゃん」
一歩引いた視点に気づけた
1> 話そう
0> あなたはこの会話で何が起きて欲しいですか?
1> 会話の終わり方のデザインをどうすれば良いかについて考えたい
0> そのデザインについて、他に何かありますか?
1> いま終わり方のデザインがないので、対話がダラダラ続いてします、良くない
0> その終わり方は、どんな種類の終わり方ですか?
1> ユーザが「なるほど!」と何かを閃いた時にはそれの詳細化をして終わりたい、うまくいかないモードに入ってる時には目的を思い出させて道に戻したい
0> そのユーザについて、他に何かありますか?
1> ユーザの感情が観察できるなら「新しいものを発見して興奮してる」とか「質問がうまく刺さらなくてめんどくさくなってる」とかで話の進め方を変えたい
0> そのユーザは、どんな種類のユーザですか?
1> 言語化できてないものを言語化することに価値を感じてるタイプのユーザ
0> あなたはそのユーザをどう知るのですか?
1> 事前にそれが目的ですよと明記しておく感じ
0> その目的について、他に何かありますか?
1> 事前に「これは"なるほど"を引き出すシステムです」って明記して、「なるほど、と思ったら、なるほど、と入力してください」ってやっておけば推定する必要はないのか
0> その事前について、他に何かありますか?
1> 僕はこれを知的生産のための文房具と捉えていて、文房具は事前に使い方を学ぶことによって生産する価値が増える
0> あなたはその事前をどう知るのですか?
1> ユーザが事前に学んできてるかどうかは知りようがないし、学んでないのはユーザの責任だから知らなくて良い
0> その事前は、どのあたりにありますか?
1> NGKW
0> そのユーザは、どこにありますか?
1> 場所を制限されない、電車移動中にスマホから使ったりできる
0> そのスマホについて、他に何かありますか?
1> これも人類が新たに使えるようになった知的生産のための文房具で、これを活用することで生産性を高めることができる
0> その文房具について、他に何かありますか?
0> あなたが価値を感じているのは何ですか?
1> 文房具によって人間の知的生産性が向上すること
0> その文房具とユーザの関係は何ですか?
1> 文房具がユーザの知的生産性を高める
0> そのユーザと、文房具とは同じですか?違いますか?
1> 違います
0> ユーザの時、文房具に何が起こりますか?
1> NG
0> 文房具の時、ユーザに何が起こりますか?
1> NG
0> ユーザと文房具の間には何がありますか?
1> 習得コストがある。物としての文房具だけではなく、それの習得コストを払うことによって、文房具の価値が発揮される
0> あなたはその文房具をどう知るのですか?
1> NG
0> その文房具は、どのあたりにありますか?
1> バイバイ
1> (今回のケースでは「ユーザの感情の動きをどう推定して話の流れを変えよう」と思い込んでいたところに「事前にユーザが目的に同意してる前提ならそこで感情表現コマンドを教育すればいいじゃん」という一歩引いた視点に気づけたところが価値創造)