米国分断は政治的暴力のフェーズ
https://youtu.be/_3e8tdLvaIg?si=37kCsjysuuDauguu&t=2520
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00:00 ダイジェスト
03:09 社会の境界を「なめらか」にできる?
「AでもありBでもある」複数の所属を同時に許容する考え方。 テクノロジーを活用し、複雑さを受け入れる社会を展望。
人間は複雑すぎる情報を処理しきれないという制約。
新たな技術がその限界を徐々に拡張してきた。
社会全体の分断を解消する可能性にもつながる。
11:16 テクノロジーで可能性の空間は広がっていく
AIやインターネットなどの道具が多様な社会設計を可能に。
各種プラットフォームが新しい民主主義や経済の仕組みを模索。
技術の使い方次第で分断を乗り越える芽も生まれる。
テクノロジー進化だけでなく世代交代もカギ。
ベルリンの壁崩壊から数百年スパンで社会はアップデートする。
長期視点で「複雑性を受容できる仕組み」への移行を見据える。
17:20 “民主主義が機能不全に” 米国分断の行方
アメリカ国内の激しい分断により対話基盤が失われている。
すでに政治的暴力が起こり得る段階に達している。
民主主義が揺らぎ、内戦の可能性すら指摘される。
21:06 米国分断 3つの大きな原因
メディアの分断、政治の分断、国民同士の分断が連鎖。
ソーシャルメディアで情報が拡散し、意見の対立が増幅。
それぞれが互いを強化し合い、抜け出しにくいループ状態。
22:15 分断は解決する? “決定的な解決策はない”
原因がループ構造になっており、一部分だけ対処しても足りない。
関連
外部の共通の敵を作れば一時的にまとまるが、別の分断を生む。
新しいテクノロジーで社会の仕組み自体を作り直す試みが重要。
26:24 イーロン・マスクの評価 “常に逆張り” シリコンバレーのリベラル主流に対し、共和党側へ接近。
既存の常識や勢力図をひっくり返す発想が持ち味。
政治とビジネスの境界を越え、新たな影響力を得ようとしている。
27:32 シリコンバレーで広がるトランプ支持
民主党優勢の地域でも、一部で共和党支持が増加。
経営者層やVCなどがトランプ側に回る動きが見え始めた。
規制当局との関係を変え、テクノロジー分野に新潮流が起こる可能性。
30:54 「生成AIのこれから」研究者・鈴木健の考察
90年代は不遇だったニューラルネットが大躍進。
生成AIはディープラーニングの汎用性がカギとなり、急速に発展。
人間の思考補助だけでなく、多領域への波及が期待される。
AIが「自分の知識がどれくらい確実か」を把握できるようになる。
根拠や誤りを自己評価できれば、人間に近い判断も可能に。
メタ認知が実現すると、さらなる自己進化への道も開ける。
36:08 AIの自己進化=シンギュラリティ
AIが自分で学習・改良し、ほぼ独立に成長するポイント。
エネルギー供給や自己維持も自ら行うようになれば制御不能に近づく。
AI同士が独自プロトコルで意思決定する可能性を示唆。
人間が政治参加を独占できなくなる未来もあり得る。
共存のあり方を問い直す「猿の惑星」的な状況をイメージ。
42:00 新しい社会の形「プルラリティ(複数性)」
オードリー・タンとグレン・ワイルが推進する概念。
異質な立場を超えて協働できる技術や制度設計が重要。
45:17 「プルラリティ」を受け入れられる国
欧米は分断があまりに激しく、理想論に聞こえがち。
台湾のデジタル民主主義が一時脚光を浴びたが、個人カリスマに依存。
次は日本が多様な担い手による実践を期待されている。
50:35 近代は終わるのか
新技術や世代交代で少しずつ境界が緩まる可能性。
過去の制度を積み重ねつつ、脱近代的な社会像へ移行していく流れ。 53:11 メディアとテクノロジーの歴史と進化
生成AIなど、さらなる技術革新が止まらず混乱が続く。
同時多層的なレベルでの影響がループ状に絡んでいる。
01:00:25 伝播投資貨幣「PICSY」と資本主義 取引ネットワークを可視化し、貢献度に応じた報酬を分配する構想。
現物出資や“伝播”によって投資リターンが生じる新しい仕組み。
格差や既存通貨システムの問題を緩和する可能性がある。
物々交換の非効率性を指す経済学の概念。
貨幣は互いの欲しい・いらないを直接マッチングしなくても良い道具。
より柔軟な価値交換システムの必要性を説く文脈で登場。
01:09:03 「PICSY」の限界は人間中心主義
PICSYも結局、人間が通貨を使う前提を前置している。
AI・生物学が進化すると、人間中心のシステムを超える視点が必要。
01:12:55 日本の未来につながる1枚
多くの人が新たな社会構想に参加する呼びかけで締めくくられる。