歴史の読みかた
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続・中学生からの大学講義2 歴史の読みかた
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柄谷 行人によるホッブズの解説(2013)
国家は主権者を作り出す社会契約によって成立する
この過程で全員での理性的な話し合いがあったわけではない
暴力的な強制と服従
そして「服従するならば保護を受ける」という交換様式Bの交換
社会契約を交換様式Cの契約のように考えることは誤りである
交換様式Cで契約を結ぶときも背後に交換様式Bが必要
契約不履行だと国家権力がでできて強制執行をするから契約が成り立つ
納得感があるnishio.icon
つまり交換様式Bを経ずに交換様式Cが成立することはないのだから、社会契約が交換様式Cの契約であるはずがなく、暴力と恐怖に基づいた「服従するならば保護する」という交換様式Bの交換である、ということ
「暴力が正義を作る」のことを思い出した
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普遍宗教
自由であり平等である生き方Dを提示した
初期のものは遊動的な共産主義的集団であった
遊動的狩猟採集民のようなもの
教会や寺院を建てた時点で、国家や共同体の宗教になった
宗教の組織化だなnishio.icon
現代においてDが宗教の形を取る必要はない