概念のハンドル
パターンに名前を付けること
Engelbart は言語を、個人が、世界に対する認識を、世界をモデリングするための「概念」に分解するための手段だとしました。言語はこの「概念」に シンボルを対応付け、「概念」を意識的に操作するために使うものだとしま した。この概念を意識的に操作することが「考える」ということだ、と彼は 考えています。
第1章のコラム「パターンに名前を付けること」で、Douglas Carl Engelbart が言語を「人間の知能を増強する方法」の 1 つに挙げていることを紹介しまし た。外界の出来事を抽象化したモデルを作り、そのモデルに名前を付けることで、心の中でそのモデルを操作して考えることができるようになります。 これが言語による知能の強化です。
この「概念のハンドル」としての言葉は、自分が思考する効率を上げるためのものであるので、他人と共有された言葉である必要はない
例えばhttps://scrapbox.io/nishio/%E6%A6%82%E5%BF%B5%E3%81%AE%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%ABは、一つのオブジェクトへのポインタである
単語も「その意味」を指し示していると解釈できる
URLはかなり明確に外部のオブジェクトを指し示している表現である
これは「単語」に相当するものとして扱った方が良いのでは
これは他のページを指し示す表現である
ページタイトルと、その内容に関連は強いかも知れないが、別物である