日本における土地の私有
明治維新に地租の金納への転換を目的として、私人に地券を発行し、土地の「所有」を認めたことは、日本の土地所有制度を大きく転換するものであった。それは古来「国有の性質」を備えた土地を「人民の私有」に改めた「日本開闢以来の一大改革」だったからである(福沢諭吉「地租論」[『時事新報』1892年4〜5月])。
日本における土地所有権制度の成立プロセスの特色――所有者不明土地問題の淵源 | 研究プログラム | 東京財団政策研究所
土地の私有
地租改正