新しい村
新しき村は、武者小路実篤が提唱した、新しき村の精神に則った生活をすることを目指して、その活動を続けている。 1918年設立
当時33歳
2022年(令和4年)
○8人のうち3月末日に5人が離村し3人になる。
○営農収入262万円
100年以上続いた実験的なコミュニティが、長きにわたって人が住む地区として存続できるのか、実篤の功績を伝える記念公園のような形になっていくのか、または役割を終えて廃村になる運命なのか、大きな岐路に立たされている
公益法人化の話も、村内住民を増やす計画も、円滑に進んでいません。村内会員はおろか、村外会員の考え方もそれぞれ違うので、なかなかまとまりません。一方で、強いリーダーを持たず、一人一人が独立しながら力を合わせて生活するという村の性格上、当然ながら上意下達で決めるわけにもいきません。独立性が強い共同体ですので、行政との連携もなかなか難しい面があります。現状維持が精いっぱいというのが正直なところなのです 大体のものは時間経過とともに壊れていったり、機能が下がっていったりするものなので「現状維持」をするためには劣化と同じ速度での新規創出が必要
だが新規創出が可能なプレイヤーにとって「劣化と同程度に留まる」ことのインセンティブがない
平成の間に"48人/営農収入2億4,700万円"から"8人/営農収入618万円"になっていく
一般財団法人「新しき村」
2022年に公益化の申請を出してるみたいだけど、どうかなぁ
「公益事業を主たる目的にしている」と主張できるかなぁ
役員の無報酬を定めているのは好感が持てる
理事長に武者小路実篤の孫を据えるのはパワーバランスを財団に寄せて改革を可能にするプレイかな
2016年に新理事長(寺島氏)が選任されたことは歴史に書いてあるか、今の理事長にいつなったのかは書いていない
この寺島氏は今の理事のリストに名前がないな
令和4年度事業計画
残る村内会員3名は、新しき村の創設者である武者小路実篤と同時代に生きていない者達 、直接会ったことのない者達 が軸となって、新しき村 (村)をやってゆくことになる。
露骨だw
特筆すべきは、この小説で紹介されている房子の実篤宛の手紙だ。やや支離滅裂でエキセントリックなフレーズを連発するのである。
「私はね、お月様のお申子で、お月様の精だとおもっています。女は大きらい、丸い女は一ばんきらい、くろい女もいや、長い女もいや、みじかい女もいや」
我儘を通り越した不気味ささえ感じさせる。それでも、「女に餓えてい」た実篤は、最初こそ不快感を示したものの、天衣無縫な房子に次第に引かれるようになり、ついには結婚にまで至ったのだ。
しかし、結婚後、実篤とともに開村直後の木城村に入った房子が、さっそく「奔放さ」を発揮することになる。入村してきた家出青年とただならぬ仲となり、村内の噂になったのだ。相手は後に映画俳優となった日守新一といわれている。
それだけではない。長身の美男子の落合貞三、さらには10歳年下の美少年風の杉山正雄なる人物といった具合に、次々に若い入村者と恋仲になったのである。
実篤は1924年(大正13年)に離村し、村に居住せずに会費のみを納める村外会員となったため、実際に村民だったのはわずか6年である。
1922年(大正11年)、房子と離婚し、飯河(いごう)安子と再婚。