新しい情報を無意識に無視する症状
久池井 淳
経験からものを語るのは老害の類型と言われるから、経験からものを語ることはいけないな
Nishio Hirokazu
それは少し解像度が低い感じがあるな
経験からものを語ることはどういう時に悪いのか?
経験が古いときかな
新しい情報があるにも関わらず、それを判断に取り入れずに、古い経験だけをもとに判断をすることはよくなさそうだ
「新しい情報があるかもしれない」と考えるのではなく、無意識に「新しい情報はないに違いない」と考える
これは老と相関がありそうなので老害
あー、そうか、情報が入ってくるかどうかが大事なわけだ
久池井 淳
経験で語る場合に、新しい情報は常に古い情報 と比較して自分が持つ情報の中における比率が低い
Nishio Hirokazu
天然状態の人間はそうなりがちだから、意識して新しい情報の重みを大きくすべき
若い人は「自分の知らないことが世の中にある」ということを自然に受け止めている
なのでなにか違和感があったときに「この違和感の原因は自分の知らないことがあるせいでは?」と自然に考える。
一方で老いた人はしばしばそれを忘れて「なんでも知っている」ような気になってしまう。
この状態に入ると、ポジティブフィードバックが掛かってしまう。
それは「なんでも知ってるつもりの老人」が知らないことを若い人が知っていたとしても、それを老人に対して指摘しようとしない、ということに起因している