文明が自己
from 日記2025-09-28
文明が自己
「西尾さんって政治に興味ないんですよね?」という問いについて考えていた
シンプルにはYes
「知的生産性の向上に興味がある」
「極東の島国でどの猿がボス猿になるかに興味はない」
これが個人の知的生産性の向上である間はシンプルに「強くなりたい欲求」だと思う
自己を強化する欲求
これが「文明の進歩」につながる理由がよくわからないよな
ということを考えていて気づいたのだが
もはや「文明が自己」になってるのでは?
オープンアクセスな情報の総体が自己の本体であって、タンパク質の体やそこに入ってる情報は一時的なキャッシュにすぎない
関連:
Accessism
肉体はキャッシュ
永続的超越者との合一
であるなら、オープンアクセスな情報の総体が傷つけられる事態は「自分の身体を傷つけられる」ことに等しい
こうなると独裁的な政権ができて、自分たちに都合が悪い過去の情報を焚書するのは、僕の身体に対する攻撃
そう考えると日本が平和でも、他の国で焚書が行われたらNGだし、戦争などでまだ十分にデジタル化されてない情報が破壊されるのもNG
文化財をデジタルスキャンするのは保全に役立つ
プライバシー権という有害なミーム
すごく突飛な表現だけど、色々なことと整合する気がする
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