抽象化は一通りではない
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具体的な情報をどう抽象化するかは、無数の方法がある。人によって異なる。 正しくない抽象化を前提にして議論を始めると無益、しかしなぜかそれが起きてしまう、なぜか。 抽象化は情報の削減。
具体的な情報が個人の認知能力のキャパシティに収まらない時に、無意識に情報を捨てて抽象化してしまう。
不慣れな分野ほど「正しくない抽象化」をしてしまう確率が高いのだから、より具体的に考えるべきなのに、不慣れな分野ほど認知的な負荷が高いので無意識に抽象化してしまう。
ある分野に習熟した人同士では「その分野でよく使われる抽象化の方法」を共通に持っている。
だから共通の抽象化をすることで情報を削減し効率的なコミュニケーションができる。 「抽象化によって効率的な情報伝達ができる」には「共通の抽象化方法である」という大前提がある。
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