弓矢のたとえ
nishio: 最近、日経かどこかのネット記事で、就活してる学生に対して誰かがアドバイスする的な記事で、弓矢のたとえが途中に出てくるものを見たのだけど、どれだったかな…別件の話をしてて弓矢のたとえがすごく大事なことだと思えてきたので読み返してまとめたい 弓を引く力にあたるのが自分の中にあるモチベーションや、そもそもなんで自分は働きたいのかという理由です。そのうえで、心ひかれる企業ごとの的を見つけて、照準を合わせればいいと思うんです。そして、これまで自分が経験してきたことを「自分の土俵」と捉えると、自分のことばでちゃんとならしておくことが非常に重要だなと思います。
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実は僕、就職活動してる時、同じことしか言ってなかったんですよ。何かと言うと、10代の前半にすごく孤独を感じて誰かとつながりたいという一心でアメフトというスポーツをやっていたんです。そこで気持ちのつながりや一体感を感じられる喜びがあったという根本的な部分をどこでも話していました。テレビなら「映像を通じてみんなで一体感を」と言って、広告なら「さまざまなメディアを通じて一体感を作れる」と言いかえていました。枝葉が少し違うけれどもどれもうそじゃなくて、本当の気持ちでした。
自分の原体験、強いマグマを皆さん何かしら持っていると思うんです。「自分の心の火はここにあります」とことばで示すことさえできれば、企業のことを語ろう語ろうとしすぎなくていいんじゃないかと。
Q: 今から企業を調べて対策するというより、自分がどういう人間か分かっているほうが大事ということですか?
A: 企業の方たちからすると、この人のエネルギー源は何だろうというのはすごく気になると思います。
企業で働く人が年に250日、1日8時間働くと年に2000時間になる。たとえ就活生が数時間企業研究をしたところで、その企業に数年勤めてる人からすれば1000分の1の薄っぺらいものにすぎないわけで、それを自己アピールの足場にしたらうまくいかないよね しかもそうやって「企業研究」してくる人たちって、ネットの検索などで手に入る「他の応募者も同じようにアクセス可能な情報」をベースにしがちなので、他の応募者と差がつかない この記事で言ってるのは、自分の情熱を自己アピールの土台にするということ これは個別の企業とは無関係
樹木に例えるなら自分の情熱や自分の過去の体験が根や幹になる
そして枝葉の部分を相手企業に合わせて調整するということ
「自分はこういうものが作りたいんだ!」と熱量高くアピールした方がいい
を書いてて弓矢のたとえを思い出した。
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