否定形の「コミュニティのルール」
nishio: 「コミュニティのルール」的な文章を練り直してて、いろいろなものを参考にしてて「disらない」「誹謗中傷をしない」的な記述にぼんやりと違和感があった。 「誰かの発言が酷いと思ったら、10秒深呼吸してから反論しましょう」とかかな?
nishio: 「誰かの発言が酷いと思ったら、反論する前に10秒間深呼吸しましょう」だな。深呼吸したら反論する気がなくなるかもしれないからな。 nishio: 「差別的な発言をしない」も否定形の指示だし、だいたい「よーし、これから差別的な発言をするぞー、Xは差別だからこれを言おう!」とやってる人なんかいなくて、当たり前のことだと思ってXを主張してから差別だと突っ込まれてるのではないか? nishio: 「差別的な発言をしない」というルールだと、無自覚に発言して「それは差別的だ」と指摘された時点で「ルール違反した」状態になっちゃうから「いやそうではないお前の勘違いだ!」とか「そんな意図はなかった!」という反応が引き出される。「差別的だと指摘を受けた時には〜」の形のルールが必要 nishio: そう考えると「荒らしはスルー」というルールはよく出来てた。「荒らしはダメ」というルールだと荒らしに対して「これはルール違反だ、それを指摘する自分は正義だ」と思った人が荒らしに指摘をしようとしてしまう。その勘違いした正義は好ましい行動ではない訳だ。