会話の要約2023-04-28
Twitter上での議論の交通整理をGPT4にやらせ、より生産的な議論にするためのネクストアクションも提案させた実験
prompt
nishio.icon下記のデータはTwitter上でのnishioとhrjnの会話である。言葉の解釈のすれ違いが含まれていて、同じ単語が異なる意味に使われている。二人の思考の共通部分と相違とに着目して整理し、箇条書きで要約せよ。
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要約:
nishioは、日本人は政府発行のIDに対して反発を感じておらず、Decentralized IDよりもDecentralized Massmediaに関心があると考えている。
hrjnは、群衆知でファクトチェックができるかどうか疑問視している。
nishioは、ファクトチェックの真偽は重要ではなく、多様な情報が集まることが重要だと主張している。
hrjnは、アイデアの交換と事実に基づく報道は異なると考え、新しいメディアが有効であっても報道として機能するか疑問視している。
nishioは、報道の定義については興味がなく、新しいメディアが有効であることに同意している。
共通点:
Decentralized Massmediaに関心がある。
新しいメディアが有効であると考えている。
相違点:
nishioはファクトチェックの真偽よりも情報の多様性が重要だと考えているが、hrjnは事実に基づく報道の重要性を強調している。
nishioは報道の定義に興味がないが、hrjnは報道と新しいメディアの違いを考慮している。
one more thing...
nishio.icon議論を発展させるためにnishioが行うべき行動を提案せよ
gpt-4.icon
nishioが行うべき行動:
議論の焦点を絞る:議論が広がりすぎているため、nishioは具体的なトピックや疑問にフォーカスし、hrjnとの共通認識を確立することが重要です。
事例の提示:Decentralized Massmediaが実際に機能するという主張を裏付けるために、既存の事例や研究を引用し、その効果や利点を示すことが効果的です。
意見の整理と要約:議論が進むにつれて、互いの意見が明確になるように、適宜要約や整理を行い、相手が理解しやすくすることが重要です。
質問を投げかける:hrjnの意見や疑問に対して、更なる考察を促すために、質問を投げかけることで議論を発展させることができます。
互いの立場を尊重する:異なる意見や視点を持つことは自然なことですので、互いの立場を尊重し、対話を続けることで、共通の理解を深めることができます。
raw data
nishio: 大部分の日本人は政府によるIDに対してそれほど反発を感じてないので、Decentrized IDに関して「あー、必要な理屈はわかるよ」みたいな実感のこもらない反応になる。多くの日本人がもっと実感をもつのはDecentrized Massmediaなんじゃないのかな。Twitterが代替になるかと思ったらならなかったわけだし
@hrjn: これはそうなんだよなと思うんだけど、群衆知でファクトが特定できるかというとよくわからんのだよなーというお気持ちにはなる。 多くの場合、ファクトを説明する人間の信用に基づいてファクトを判断しているのであって、実際見てるケース少ないだろうし。
nishio なんか僕がnot Aだと思ってるテーマに「Aであるとは言えないのでは」というレスがつくと困惑するんだが…「群衆知でファクトが特定できる」なんてわけないじゃん?なんでそんな話になった?? >nishio: 種になるFactを誰でも投げ込めて、少ない人数からだんだん広がっていく過程で賛成反対の比率とかファクトチェックとかで精製されていく感じのイメージ
nishio これを見て「ファクトを特定する」と解釈したなら、そんなことは一言も言ってないので… hrjn 「広がっていく過程で(中略)ファクトチェックとかで生成されていく」ためには、ファクトがチェックできないといけないわけで、それはつまりファクトが特定できるということなのでは。 ファクトが特定できないファクトチェックってなんだろ?
nishio うーん?意味がわからないのだけどもその場合の「特定」とはどういう意味で使っているの? hrjn 逆に何を持ってファクトチェックしようとしてるのかがよくわからなくなってきたけど、もし「ファクトチェックの真性は重要ではなく、いろんな人の意見が集まれば参考になるよね」って話を言っているのだとしたら特に違和感はないです。 nishio あー、なるほど。大前提としてこれなので「真であるか」は重要ではないです。 すべてのデータはうそである。うそと承知でデータを使う。 しかもそこから、より正しい真実を割りだす。それが判断への道なのである。しかし、うそからどうしてまことが割りだせるのだろう。それは、見方を変えると、どのデータにもまた、多少ともに真実の面影が宿っているからなのである。(KJ法 渾沌をして語らしめるp.71)
hrjn 色々情報が集まるとなんとなくそこから本当っぽい何かを察することができるというのはそうかもなと思うんだけど、それがなんでそうなのかはあまり合理的に説明できないし仕組み化できないんだよなーという。 例えば最近あったこれが精製されてたかというとなぞじゃない?
nishio そのツイートは初めて見たけど「なんでそうなのか」はこれでしょscrapbox.io 川喜田二郎「発想法」のアイデアの干渉効果の図が表現している概念はとても良いものだと思うのだけど、図自体はわかりやすくはない。 そこで新しい図を描いてみた
発想の累積効果.icon
hrjn アイデアの話と主に事実らしきものを扱うマスコミの報道は扱う情報が全然違わないかね。 「同性婚を法的に可能にするべきか」はyes/no以上の答えがあるだろうから多様なアイデアを媒介する新しいメディアが有効かもしれないけど、主に事実らしきものを扱う報道とはまた別物なのでは。
新しいメディアが有効→Yes
どちらも僕が言いたかったこととで、それを報道と呼ぶかどうかに異論があるようだが僕はそこには興味がない(そもそも報道の話などしてないし)
nishio ほんと面白いくらい「言ってないことを読み取って反対」をしているので読み返してみるといいよ これを見て「置き換えた新しいもの」を「報道」だと解釈したわけか。
確かにその解釈は可能だと思う。
>nishio: するべき報道をせず、してはいけない報道と、どうでもいい報道ばかりするマスコミをPolisとMastodonの組み合わせとかで置き換えられないかな…
hrjn そうそう。マスコミの報道を置き換える書いてるところから始まってたので、その前提でde centerized mass media を読んだわけだわけ。 で、似たようなことはよく思うのだけど、結局は情報の確からしさを群衆に頼るのは大体難しいので、マスメディアと結局変わらない気もするなと思ったという話。