人生100年時代の社会保障とPoliTech
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2018-08-01
参加してきました。面白かった。
開始前のテーブル歓談
スポーツをしている人、ウォーキングを入れて40%程度
僕はしてない側
学校と公園を開放してほしい
会費を集めながらスポーツをできる場所がない
文科省は学校開放をやれと言っているが、校長が「だれが責任取るんだ?」
全体プレゼン開始
PoliTech→アクションプランを生み出す
技術ブートキャンプ: できる、わかる、なんとかなる
言い訳を吸収するオープンな場所を作りたい
技術的に難しいとか、法規制で難しいとか、言い訳をしてアクションしない状態を打破
タムカイさん 議事録→グラフィックレコーディング
世の中にグラレコを伝えていきたい
落合「官僚曼荼羅でないものを書こう、パワポ文化からの脱却」「描いて伝える」「文字で残しても誰も読まない」
テーブル歓談
「スポーツ」と言っても、「トップスポーツ」とそうでないスポーツがある。トップスポーツに注目が集まりがち。
96年幸福度が高かった
幸福度×満足度=ウェルビーイング
幸福度は景気に先行する
グラフィックレコーダーを雇用している富士通がすごい
インプットしないと出るものも出ない 5分×5
その後ケースディスカッション30分
テーブルAは人生のすべて
安宅さん
そろそろドイツに抜かれる
全部負けてる
農林水産は40倍以上の生産性の差
リソースを張れてない
最低賃金G7中最低
R&D 4~5倍の差
大学費用3倍
主要国唯一PhD費用が高い(無償でない?)
結果PhDの人数が下がってそろそろ韓国に抜かれる
なぜか? 国のP/L 真水が27%しかない
3/4が社会保障費、それから残債=過去の社会保障費の返済 過去とシニアに対して大部分の金を使っていて未来に使える金がない
予算規模は米中に次ぐが、予算の大部分が社会保障費
7年後国債が65兆円になる、売り切れるのか?
どうリバランスするかを考えなければならない
人口は戦後2倍に増えた
基礎自治体 地方によってはBI並みの公費投入をしてようやく回っている
1: シニアと過去に対する投資を未来への投資へ
2: インフラ負担が重たい問題を技術でどう解決するか
大石さん
高齢者 お金 有効に使われているか?
毎年1兆、9%ずつ増えている
75歳以上 介護ニーズ加速
医療費の1/3を全体の13%の75歳以上がつかっている
認知症、日本は多い
病院で過ごす人が15%
入院は在宅の3倍のコスト、入院自体が健康上のリスク
治療だけでなく予防・ケア
栄養:肉・野菜
目的を持って生活していると認知症が進行しても生活能力の低下が緩やか
イギリスでは認知症になるとiPadを配る、教えるのも認知症の人
2025年 介護に必要な人で +55万人 +30% 人手が足りない
海外ではセンサーを活用して50人の高齢者を1人で見守る、日本は10~20人、3倍の生産性の差
元気な高齢者、自立支援、社会参加
落合さん
データをどうやって取るか
表示をどうやって行うか
「個人に紐づいたAI」をどう管理するか
どういうモデルが適切であるか
レアケースの学習
一人一人へのカスタマイズ
実践のコミュニティ
個人→マス→個人
石川さん
社会保障のオリジン
マッカーサー 6 men サムス 憲法25条2項 国が社会保障をやる
ハラヘリ→給食
日本→大人に
アメリカ→ヨーロッパ同盟国に
全国的保健制度
GHQの合言葉は「革命は急げ、ゆっくり行けばつまずくぞ」
民主主義の理念、個人は価値がある→時の試練
武藤さん
技術の使い方のデザイン
引き続きテーブルで議論
スポーツとエクササイズは分けて考えるべき
エクササイズは運動実施率で測られてるもの、健康のための運動
スポーツはつながりを作る活動
社会の一員
認知症
たまり場が必要=孤独の解決
公園の行政
日本では公園の行政では植物の専門家などがメイン、イギリスではそれに加えてスポーツの専門家がいる。
公衆衛生の向上
ヨーロッパでは公園は公衆衛生の一環
王室が持っていたものを一般に開放する、public spaceの使い方
盆踊り
事故の問題
日本はリスクを恐れて使用禁止の側に倒す
公園の遊具のせいでけがをしたという訴訟
フィンランド
自宅の前の雪かきをしなくて隣人がけがをしたら隣人から訴えられる
病院
高齢者のたまり場として機能している
しかし病気の人しか見れない、スポーツを見れない、予防医学もできない
院内保育園
病院ではなく元気院
そもそも運動が好きじゃない
健康のためのエクササイズはそもそも必要なのか?
技術の進歩によって必要なくなったら?
←→スポーツとしての運動
運動は必要なのか?
人類史上運動量は減少しているので不適応を起こしている可能性
携わっている人を増やす=コミュニティ
フェンシングのマイナーな理由
ルールが複雑
顔が見えない
ゲートボールやインラインスケートのような競技に変わっていくのがよいか
生き残るためにエンタメに振る
データとして幸福度に大きく寄与しているパラメータとして「困った時に頼れる人がいる」がある
ゆるやかなつながり
一人暮らしの人が増えている
さみしい時間
SNS
スポーツの省スペース化・短時間化
11人集めるのが難しい
一方でランニングは孤独
eスポーツ
物理的に同じ場所にいなくても「いっしょにやる」ができるマッチングシステム
ランニングも同様に
エアロバイクでそれを実現したのがZwift
寮があればいいんじゃないか
寮母的な人がいることが有用
ご飯を作ってくれる
ご飯の時間にはみんな集まりましょう、的なの
「帰ってくる」の概念
「帰れる場所がある」
巣立って行ってもたまに戻ってくる
文化部的には「部室に帰ってくる」はしっくりくる
部活動と同じように「テーマ」があるとよいかも
自分の関心のあることで寮が決まって、寮生はみんなそれに関心がある
「好きなことの寮」
PCが好きな僕はPC寮に行けばよい
体育館が97%埋まってて全然借りられない
ママさんバレー
西日本 避難所的位置づけ
男女の出会いでもなく結婚でもない「マッチング」のサービスが必要
昔は駅に「掲示板」があった、スマホの時代
掲示だけでなくマッチングもできるのでは
技術的には既にあるので何も難しくない、出会い系業者が活用している
民間事業者は金にならないところに参入しないので国や地方自治体がやるしかない
全部Techで解決しなくてよい、高齢者の雇用、世話焼きおばあさん
全テーブル発表
「Techふつう」こそ大事
ニコ生コメントに落合さんが噛みつく
完全に同意。すごい魔法的技術が導入されれば問題が解決されるってメンタルモデルは×
技術応用の課題は、技術を「その技術なしで現在稼働中の既存システムに導入する」際の境界面に発生する
「社会実装」とか呼ばれる。技術要素を、既存のシステムとすりあわせる作業
すごくなさそうに見える、既に別の分野で使われている技術こそ、既存システムとのすり合わせに成功している事例なのだから水平移動で効率よく価値を生み出せる
困っている人のところに行く
機微情報を含むので情報共有に難しさ→情報システムで解決
コミュニティ
参加型のインフラを作る
自治体も契約を結べば名簿を出せる、前例がある、出せないと思い込んでいるだけ
ひな形を作って申請や契約をオンラインで手軽にできるようにすれば自治体の負担も増えない
マッチングさえすればよい
B: 教育コミュニケーション
社会保障教えられてない
シルバー民主主義が悪化する
先生はメディア
倫理ではなくサステイナビリティ
学校はダメ親キャンセル装置
まあまあな兵隊を1万人作る教育ではなく5人の諸葛孔明を作る教育
鈍感なふりをすることを「大人になる」だと思い込まされるな
先生をオープン化
徴兵ではなく徴「教師」
将来的にはAIが教える
自分で自律的に選択肢を選べるように世界の残酷な真実を教える
それを教えられるのは今の教師ではない
教師全滅論
今の教師はどうなるのか
チューターが必要 コミュニティづくり
そういうのこそ今の教師に任せてられないのでは
F: 働き方
価値観の固定化に気付いていない
チャレンジ・多様性
Techで解決してほしい課題が現場から出てきていない
病院に遊びに行こう
アイセンター ビジョンパーク
スポーツを処方する
「場を作った」
安全な危険
安全な環境だけでは、危険な外界に出ていくことができない
危険な外界で生きていける力を鍛えるためには「安全な危険」が必要
コントロールされた、失敗時のリカバリーが担保された「危険」
関西人はルールの隙間を通って進む
「受け入れる」ではない
「働き方って教わらないよな」
グラフィックレコーダーはメタレイヤー
D: 財政
99歳でも働く
病気予測してもどうせみんな死ぬ
健康に長生きしたら医療費が抑制できるのかどうかは疑問
正しく伝えるーニコ生で伝える
テクノロジーの力
再生医療の法律は最先端
アイセンター
ルールを変えていく
Q: (山内さん対して)なぜそんなに動けるのか? A: プログラミング好きだった、好きなことはずっとやってても平気
なんかこれ「好きこそものの上手なれ」的な受け止められ方をしたように思うけど、僕は違う解釈をした
プログラミングは「自分が実現したいもの」を実現しようと思ったら、どんな本を読んでも正解なんて書いていないところを、とにかく作ってみて動かしてみて挙動を観察し修正することを繰り返して進んでいくしかない。
物づくりは本質的には全部そうなのだけど、プログラミングは原料費も加工機械もいらないことによってものすごく高速に試行錯誤のサイクルを回すことができる。
山内さんは、このソフトウェア実装の「あたりまえ」を、社会実装にも水平移動して使っている。本人にとっては「あたりまえ」のことをやってるだけなので、「なぜ?」と聞いても質問者が期待するような答えは返ってこない。
できあがったグラフィックレコーディング
https://gyazo.com/d1aa9baaba4c7c72697a00e2c2bb208f
終了後の感想
グラフィックレコーディングとお役所的曼荼羅スライドの違いを考えてたのだが、シンプルなデザインを作ることに必要な「主観的に重要だと思ったものを残し、枝葉はバッサリ捨てる」という行為をお役所はやりにくいのかもなぁ。「主観で捨てたらダメだろ」という正論が勝ちそう。グラレコはリアルタイムで絵で描くといういかにも難しそうなことをやることで「全部書かれてなくても仕方ないか」というコンセンサスを生む。 グラフィックレコーディングを習得することに興味を持った人は何から始めたらいいかな? ほっとくと「熟練の職人にしかできない技」みたいな雲の上の存在と捉えられてしまいそうだが、雲に至るハシゴを用意した方が世の中良くなる気がする
Eチームの具体的アクションプランの明確さがすごい
未踏社団の久池井さんは、もわっとした議論をアクションプランに落とし込むことが本業だからだろうかw
本業の会社の名前が出たことに対して、あとでマーコムに怒られるかもと落ち込んでたので消しておいた
https://gyazo.com/2e6451f9c6a87a39bd2afc4d76288c75
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2018-07-31
予習することは求められてないけど、せっかくの機会なので予習してまとめました
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2018-07-24
出演します
PoliTechという概念が面白い
技術によって政治をより効率的にする
今回の試みは、昔の概念で言うならば「有識者会議」に相当するものだろう
昔の有識者会議は中継されることはなかった。
それは動画の中継が、限られた数のテレビ局が電波を使って行なう以外の手段がなかったからだ
技術の進歩によって動画の中継にかかるコストが激減した
このコスト構造の変化によって、新しい手段が実現可能になったわけだ
目的:「社会課題がわかる、できる、なんとかなる」を実現。
平成に日本が抱える課題を認識し、技術への信頼を持つことで、次の時代へ進むために社会に対するポジティブな行動を各個人がとれる状況にすることで社会課題の解決を促進する。
「技術への信頼」良い言葉