井の中の蛙になれない問題
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同人誌の参入障壁が高くなっているとの声あり、初心者ははじめから「いい本」を目指しすぎる傾向にあるが、SNSでの発表は結果が直接見えるため、繊細な人には厳しい現実がある。 要約gpt.icon
ウメハラはかつてのゲームセンターを「井の中の蛙」に例え、自分が世界一だと錯覚しやすい環境が格闘ゲームの流行に寄与したと語っています。この錯覚が新参者が継続する動機になっていたと指摘します。しかし、現在はSNSやオンラインプラットフォームの普及で、誰もが世界中の才能と比較される環境にあり、初心者が自信を持つことが難しくなっています。
同人誌の世界では、高い印刷代やイベント参加費、高まる品質基準などが新規参入の障壁になっているとの声もあります。初心者が即座に高品質な作品を求められる傾向があり、手を動かす前に目が肥えてしまうという問題が指摘されています。
クリエイターたちは、自分よりも若くて優れた作品を作る人々を見て、自己の価値を疑うことがあります。これは、自分の技術や作品が意味を成さないと感じる症候群につながり、多くが挫折してしまいます。
SNSやオンラインプラットフォームは、特に繊細な人々にとっては諸刃の剣であり、公開する作品の数が直接的な結果として反映されるため、途中段階の人には厳しい環境です。そのため、イラストレーターを目指す人たちは、ハードルを自分で上げすぎずに、まずは自分の描きたいものを素直に描くことの大切さを認識する必要があります。 これに対する対策として、小さなコミュニティの形成や、同じレベル、あるいは少し高いレベルの友人を作ることが推奨されます。これにより、競争よりも相互の支援や学びが促され、継続的な活動を容易にします。また、自分と他人を比較しすぎず、小さな成功を重ねることでモチベーションを維持することが大切です。
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@DividedSelf_94: ウメハラが「当時のゲーセンは井の中の蛙だったので、オレは世界一だ、と簡単に思えた。だから格ゲーを続けられた。そしてみんなも自分が世界一だと思ってたので、だから格ゲーが流行った。今はそんな錯覚をする場もないので初心者が続けるには厳しい」と言っていた。 @kuro_oneone: 今の若い子が同人誌参入できないという話を聞きました…理由は印刷代やイベント参加費はもちろんなんだけどコピー誌とかでは誰も求めてくれない、委託もおろせないと「はじめからいい本」を目指しすぎているきらいがあるそうな 個人的には若い子がSNSで作品を発表するのは諸刃の剣だとは思っていて。
良くも悪くも数=結果が目に見えるから「昔なら友達同士絵を見せ合いキャッキャウフフと高め合ってたレベル」な途上中の人、とくに繊細な人には毒になりかねないとはずっと思ってる。
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SNSやプラットフォームの利用人口が大きくなるにつれ、投稿される作品が高度化してレッドオーシャンになったので、自信を持つことが難しくなっている pixivのランキングを見て自分のほうが絵がうまいと思える人はいないだろう