メンタリングには2種類ある
未踏ジュニアのメンターをしてる人と知り合ったんだけど、僕のメンターとは明らかに意図が違った。自主性を最大限尊重し、大きく将来性を伸ばしていく事に重きを置く未踏メンターと、事業のグロースを絶対的な目標として強く導くアクセラのメンター。方向性は違えど楽しい交わりだった。 アクセラレータのメンターをやってる人に「未踏ジュニアの採択者にあんまりやり方を押し付けたら彼らの自発的な問題解決の機会を奪うことになるから悩ましい」って話をしたら「自分のメンタリングと全然違う!」と反応された話
アクセラレータのメンターは事業成長が目標なので「何をどうするべきか」はどんどん口を出す
相手も自分で起業した「自立した大人」なので「自発性を損ねるのでは」という心配は必要性が低い 一方で僕は
僕は限られた期間に限られたリソースを提供できるにすぎない
採択期間よりも、採択期間終了後の人生の方が遥かに長い
成果物に対して、メンタリング対象が自信を持って「自分の成果だ」と言える状態を保たなければならない
と思っているので「こうするべきだ」とはなるべく言わない方が良いと思っている
メンターという言葉でどちらをイメージするのかは人によって異なるのだろうから、僕は相手がどのようなメンタリングを求めているのかを聞かなければならないし、自分が後者であることをもっと明確に伝えていかなければならないと思う