ホワイトカラーは遅いコンピュータ
AIが主にホワイトカラーを置き換えて、ブルーカラーを置き換えないという話
なぜならホワイトカラーはコンピュータがなかった時代に人間を訓練してコンピュータに仕立て上げたものだからだ、という解釈
手に職のないホワイトカラーに余剰が生まれる
ブルーカラーに転職するしかないのでは
転職しても「経験の浅い、技能の低い新人」なので扱いは酷いだろう論
仕事がなくなりはしないが「ブルーカラーを見下してるホワイトカラー」の中には「ホワイトカラーをやめて、技能のないブルーカラーとして再出発しなければならない」という現実を受け入れられなくて苦しむ人が出る 「見下し」の毒がめぐりめぐって自分に戻ってくるだけなので自業自得ではある
「AIに仕事を奪われる」という時に、無意識に「仕事」という言葉が指す概念からブルーカラーを除外している 「自分がやる仕事ではない」と暗黙に決めつけている
これが見下し
自分で自分の可能性を狭めている
ここでいう「ホワイトカラー」という言葉も、大昔に作られた言葉だから解像度が低い
これからの時代、より解像度を高くして、細かく分けて考える必要がある
AIに置き換わるホワイトカラーと、そうでないホワイトカラーがある
ドラッカーの知識労働者の概念を再確認し、さらに詳細化する必要がある 簡単に言えばホワイトカラーのうち知識労働者でないものがAIに置き換えやすい