プロトタイプと提案
プロトタイプを作る目的が言葉にできていれば「簡単に実装できるけど、それをやってもあまり目的に役立たないこと」と「実装が大変だけど、目的のためにどうしても必要なこと」があったときに、後者を選ぶことができる。目的が曖昧では前者ばかりやってしまう。 未踏ジュニアの提案に関して「プロトタイプがあった方が良い」って言ったけど、これは「提案を書く *前* にプロトタイプを作る」の意味ではない。提案を作ることは「このプロジェクトをやることで自分は何がどうなると嬉しいのか」を言葉にしていく作業。提案書がプロトタイプを良くするし、逆も同様 だから、どっちが先とかではなく、例えば雑に箇条書きとかで提案を作って、それを元にプロトタイプを作って、プロトタイプを動かしてみた経験を元に提案を改善して、と小さいサイクルを回しながら徐々に改善していくのが良いと思う。螺旋階段みたいにぐるぐる回りながらだんだん高く登っていく 関連