ハブ的タグ
結局のところ、Scrapboxの「リンク」がもたらす便益とは別に「ハブ的タグ」が提供する便益があり、Scrapboxは両方とも「リンク」にしてしまって、主たる用法を「リンク」だと考えてUIを設計しているから、ハブ的タグを使うと不都合が起きる、ということだと思う
ではリンクとハブ的タグを明確に分ける方が良いのか
ハッシュタグ記法にリンクと異なる機能を持たせる
例えばハッシュタグによる「つながり」は2-hop展開をしない、とか
これは情報システムの設計論としては「ありえる設計」だとは思うが、個人的には筋悪だと思う
理由: リンクのつもりでスタートしたが、そのテーマで大いに盛り上がった結果、事後的にハブ的タグと同様の「多くのページをつなぐリンク」になってしまうことがあるから
例「KJ法」
だから個人的には「大きすぎるリンク」を分割するリファクタリング機能が必要だと思う
事前には適切なタグを知り得ない
色々書き出した結果として「大きすぎる」ものを、事後的により詳細で狭い概念へと分割することが手軽にできる必要がある
とはいえサービス運営上、その機能を必要とするユーザがすごく少ない可能性はある
理解が難しい
巨大なプロジェクトを作る人しか不都合に出会わない
となると、JSONでエクスポートしたものを分析、リファクタリングするツールって形になるのかなぁ
追記
適切(?)にScrapboxを使っていれば、
大きすぎるリンクが生まれた時点で、それより細かいタグもちゃんと付いているだろうから
大きすぎるリンクを.icon化するとかだけで対処できる気がする
「自分が適切に使っているかどうか」に自信が持てない問題
ページ末にハッシュタグ的に付けてる物ならアイコンに置き換えるのは手だけど、文中に出てるキーワードをアイコンに置き換えるのは違う気がするなぁ
そもそも「アイコンが片方向リンクになる」というのはScrapboxのあまり自明ではない振る舞いを使ったトリッキーな解決方法なので微妙
「今のScrapboxでどうやるか」なら現実的な落とし所だと思うけど「理想の外部化頭脳」としては微妙という意味
上で「ハッシュタグとリンクを違った振る舞いのつながりにする」という案が出たが、そういう意味ではアイコンという「違った振る舞いのつながり」が既にあるんだなぁ
だったらもっと色々な種類のものがあってもいいかもなぁ
事前に適切に使い分けることは困難でもリファクタリングの支援があれば良い