なぜ線が必要不可欠か
from Kozaneba:体験過程と意味の創造#61b0d33eaff09e0000b7f2d1
nishio: なぜ線が必要不可欠か。線がなければ付箋は近接という関係しか持てない。付箋は一つの場所しか持てないので、明確な境界はないとは言え階層的分類の要素が出てくる。コウモリ問題の「どちらに入れよう」に相当する「どちらに置こう」が発生する。
nishio: これは、まだ構造が全くないものに対して構造を見出すときには「どっちかにしか置けないからエイヤで置く」「置いてから置いたことの理由づけを考える」というドライブフォースになる
nishio: しかし、この制約は「書籍を読んでそれを理解する」のようなときに邪魔になる。なぜなら書籍は既に著者によって構造化されているから。理解のためにまず歪めずに丸呑みするが、そこに既存の構造が入ってしまって、追加の構造を入れる余地がなくなる
どちらに置こう
どこに置こう
🌀どこに書こう
置いてから置いたことの理由づけを考える
なんとなく行動してから理由を考える
事後的に言語化される
事後的に構造化