「最速のコースは最速ではない」誕生プロセス
この説明を読んでいて気づいたんだけど、僕は抽象概念を抽象概念で説明しがちで、抽象度を落として説明するのが苦手っぽい。具体的に説明しようとするほど、同時に正確性が失われていくのに耐えられないんだと思う(けど、相手に理解してもらうのが目的なら、むしろ多少間違っていても良い場面が多い) 彼には「抽象度を落として具体的なものに例えた」と見えてるようだ。
「戦術と戦略」という対立概念が先にあって、そこから噛み砕いたと見えている。
しかし、実際に僕がやったのは逆だった
興味深い
具体的な二つの話に関連があると感じたので泥臭いところを捨象して解説した
あまり機能してない360度評価がとある大企業で使われてる話
とある別の大企業で自分が最速の出世コースに乗ってると思いこんでた人の話
つまり抽象度を上げるプロセスだった
https://gyazo.com/6384ca2d64cd7b1d0f5a556c4e07f29a
もっと具体的な話
時系列1: ある大企業Xを辞めた人が「自分は最速の出世コースに乗っていた」とアピール
時系列2: それに対して先日友人が前例のない昇進をした僕が「いやいや、既存のレールの上を走っている状態で最速とか言ってもレールの上を走らない人から見たらどんぐりの背比べでしょ」と反応する
時系列3: しばらく時間が経って、とある大企業Yで行われている360度評価がいまいちだという匿名の体験談を見る
時系列4: その評価方法での優劣ってのは大企業Yの中のレールの上でどちらが先にいるかにすぎなくて、世の中の大部分の人はそのレールには乗ってないんだよな、と思う
時系列5: 時系列2の出来事を思い出す
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「戦術←→戦略」は抽象度高すぎると思う
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