ScrapboxとLLMの相性の良さ
https://gyazo.com/642742b8e649b662509ba07e42a06f5d
ChatGPTなどでLLMに触れた人の中から「Scrapboxとの相性の良さを感じる」という声が聞こえていて、僕も同様に思うのだが、それがなぜだか言語化できていなかった
1: 多くの人が持っている文章のイメージ
ブログ記事など
2: その中にはいくつかの「部品」がある
一つの文章を一塊のものとして捉えるのではなく、独立したページになりうる複数の部品があると感じる
3: この部品間の関係を考えると、そもそも2で一次元的に並べてたのが「違う」と感じるようになる 図では「AとBがCを支えてる」という構造になった
4: それぞれの部品が別のものとつながり合って別の構造を作っていく
1の書き方ではなかなかこういう発展をしにくい
関連
にしおさんのScrapboxはエントリの粒度が小さくて、断片的なノートの切れ端のようになっているけど、知識を吸収しやすい
@nishio: 知識パッケージの作成って実は人間が読むためのドキュメントを作るよりも楽。というのは人間は短期記憶が限られてるので「良い順番」で知識を与えてやる必要があって、執筆者からするとこれがとてもしんどいのだけど、LLMに与える時には順番は関係ないから思いついたことをどんどん書けばいい 「それScrapboxじゃん」って思った